[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
前回は、木で組んだ下地に竹を格子状に組み合わせたバンブ
ーネットというものを貼っていくところまでお話したと思うけど、今
日は久しぶりにその続きをお話するニャ!(=^_^=)
犬洗洞の壁は大部分が土壁になるので土を塗るまでの間は一
面バンブーネットの壁になってたようだニャ。
↑ バンブーネットが貼り終わった洞窟の中
これはこれで芸術的だニャ~
バンブーネットが概ね貼り終っても、土がまだ寝かせ足りない状
態なので、その他の場所の工事も並行して行っていったようだニャ。
犬洗洞の仕上げは、ほぼ全面がいわゆる、“左官仕上” となる
ので、左官屋さんが1番の主役と言っていい現場だニャ!
そこで、今回は、キャットワンの地元でもある池上出身の左官
屋さん、“壁塗り ぴえろ” の大森さんにお願いすることになった
んだニャ!
↑ 真打登場!と言ったところかニャ!
「することに」 と言っても実は大森さんは鈴木君の古くからの友
人でもあり津山さんの先輩でもある人で、今回、犬洗洞の設計
デザインをしていただいた為田さんや大工さんの狩野さんはみ
んな大森さんに紹介していただいたんだニャ。
なので、大森さんは今回の工事の1番の立役者って訳だニャ!
さぁ、大工さんの仕事が概ね片付いてくると、いよいよ左官屋さ
んの出番ですニャ!
まず、今回の工事で最も大変な場所と言ってもいい、ワンちゃ
んを洗う、“シャワーブース” となる場所からだニャ!
シャワーブースの内部は水がかかるので、さすがに土壁と言う
わけにはいかないから、ここでは、“タデラクト” というモロッコ
の特殊な左官技術を使って床を除く全面を仕上げることになっ
たようだニャ。
この、“タデラクト” 、日本ではほとんど知られていない技術な
んだけど(検索してみてニャ)、数年前、大森さん自ら、モロッコ
に行ってその技術を身につけてきたんだってニャ!(行動派だ
ニャ~)
↑ タデラクトのサンプルを作って実演する大森さん
日本でいう漆喰を磨いたものに似ているんだけど、それでも普
通なら水が染み込んでしまうのに、このタデラクトは、水をはじく
仕上げになっていて、モロッコでは浴槽や洗面台などにも使わ
れているんだってニャ。
↑ これが出来上がったタデラクトのサンプルだニャ!
自然素材の風合いが良い感じだニャ♪
明日は、その、技術をつかって作る犬洗洞のシャワーブースが
できるまでのお話をいたしますニャ! (=^_^=)たぶんニャ・・